大久保智のブログ

ヴァイオリニスト大久保智の日々

久しぶりの…

みなさんお久しぶりです。

 あっという間に最後の更新から2年がたってしまいました。

 

ぼちぼち更新を再開したいと思いつつ…続くでしょうか💦

 

さて、今日は初めてのレコーディングの仕事でした。

開場へ向かう途中、ふと街中をみると随分と葉っぱが色づいていることに気が付きました。

 

日々バイクに乗って走っているのですが、あまり意識することが無かったのか気づかず…

 

f:id:okbstr923vn:20191211201845j:plain

都会の紅葉

 

とりあえずパシャリと。こういった景色を楽しむ余裕ができれば良いのですが、そこにはまだまだ遠いようです。

 

帰りに明治神宮外苑を通りましたが、今度は暗すぎて見えず!(笑)

散らないうちに、紅葉狩りにでも行こうかと思います。

 

今年も残り1カ月を切りました。 

体調に気を付けて乗り切りましょう。

 

下記、出演します。

 

 

 

YouTube はじめました。

みなさんこにちは。暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

 

僕はというと、夏バテなためかすっかり食欲が落ちてしまいました…

 

さて、今回初めてYouTubeチャンネルを立ち上げ、動画を上げてみました。

基本的には日々のリハーサルでの録音が主となりますが、たまに聴いていただけたら幸いです。

 

www.youtube.com

 

こちらのチャンネル、目的としては地方で共演の方やなかなかお会いできない共演者へテンポの確認等の目的で作ったものですので、本番でもレコーディングでもありません。

 

そのためキズは多いですが…(;^_^A

「こんな曲あるんだな~」とか、「生の演奏とは印象が違うな~」とか感じて頂けたらと思い一般公開としました。

 

是非気軽に覗いてみてください!

 

そのうち共演者とのリハーサル生配信なんてのもやってみたいと思っております。

 

ぼちぼち、八月九月の出演情報もアップしたいと思います。

 

それでは。

 

www.youtube.com

音楽家は「3」がお好き?~練習術と伝わるトーク~

皆さんこんにちは。

今日は仕事で新潟へ来ております。

 

新潟には美味しいものが沢山。中でも「米」「苺」「海」はイチオシです。(海は食べ物ではないですね…)

 

米は美味しいし(コシヒカリ)イチゴは甘い(越後姫)、海は夕焼けが美しい(日本海)のです。

 

これだけでも、行く価値はあります。早ければ東京から二時間程度で行けちゃいますからね。

 

中でも「越後姫」と言うイチゴはイチオシです。恐らく、この世で最も美味しい苺のひとつです。

なかなか東京には並びませんが、見つけたら食べてみて下さい。

 

感動します。

 

最高のアーティストのコンサートに行くのと同じくらい感動します。

 

 

ということで、そろそろ本題に入ります。

 

表題の3と、音楽と練習とトークと、何が関わるのかと言いますと…

 

○まず音楽面からいきましょうか。一応、音楽家のブログですからね(笑)

 

音楽というのは大体がAメロ→Bメロ→サビという流れでできています。

これはどのジャンルでも変わらないことですね。

 

で、だいたいがAメロとサビが覚えやすかったりします。

サビは一番前は盛り上がるところなので当然です。

ではAメロはなぜ覚えやすいのでしょうか。

 

繰り返すからです。

 

特にポップスやロックなどで、Aメロ二回→Bメロ→サビというパターンが多い様に感じます。

 

で、このパターンですが、これはバッハの時代から使われている手法です。

それが、特にモーツァルトの時代からあからさまに分かりやすくなり、ベートーヴェンが劇的な表現へ昇華させました。

 

【メロディーが二回繰り返されたあと、3回目に変化が起こる】と覚えてください。

 

当てはまらない曲も(そう感じる曲も)ありますが、だいたいこんな感じですね。

 

 

○では次に、僕が今までやって来ている練習方法についてお話します。

普段はもちろん色々な曲ナドを練習するのですが、そのなかでも「守・破・離」を守って練習するようにしています。

「守・破・離」が分からない方はGoogleで調べてみてくださいね。「しゅ・は・り」です。

 

で、何が守で何が破で…と定義・説明するのは大変なので、大雑把に言います。

 

守…師匠に習ったテクニックを守っている状態(コピー)、又は楽譜通り正確に弾いている譜読みの状態

 

破…師匠から習ったテクニックを自分でアレンジしている状態。また、楽譜や時代背景から読み取った音楽を楽譜通りに加えて実現している状態。

 

離…自分独自のテクニックを開発している状態。また、独自の表現をしている状態。

 

こんな感じですね。

この3ステップを踏んで練習しています。

特に初めての曲の場合、いきなり破の状態から始まることなどはありえません。

実際はこの境界線を意識することはないのですが…というか、気がついたら破の状態になっていることが多いですかね(^-^;

 

色々意見はあると思いますが、大体がこの様にしているはずです。

 

ですから練習の時に順序を守らない場合、演奏が安定しないばかりか自身のテクニックすら悪くなる傾向があります。

「練習してもうまくならないなぁ」

と感じているあなた!

 

基本的なことは理解している?できている?

 

ここは何拍伸ばす?弓の使う量は??

音程は合っている?左手の幅と形は大丈夫??

次の動きは?どこに準備すれば良い??

 

こういった基本をしっかり押さえることが大切なのです。

よく「1日サボると戻るのに3日かかる」と言いますが、我々はそんな事言ってられません。

2日以上弾けない日もあるし、1日中弾く日もあるし。

年齢と共に身体機能も低下します。

本番中に思わぬ揺れが生じることもあります。

 

そんなときに助けになるのは基本的なテクニックです。守の部分なのです。

 

【練習は守・破・離の3ステップ】と覚えてください。

 

 

○さて、最後にトークについてお話します。

 

これはシンプルです。

話すときは【3つの話題に絞って話す】です。

人は一度に多くの事は理解できません。

今までの経験では3つの話題までが、退屈せずに聞いていられると思います。

 

もちろん、話題は倍以上用意します。それを適宜雰囲気をみて使い分けています。

一番良くないのは、「バッハはドイツの~○○年に生まれ~家族は~こんな曲もあって~この曲の作曲時には~」…と、長々と話すことです。

・バッハはドイツの作曲家

・対位法という、2つのメロディーが対等に会話するような手法を編み出した

・真面目で地味に思われがちだが、当時の建物の装飾のようにきらびやかな喜びに満ちている

 

と言った様に(↑適当です)焦点を絞れば、理解しながら聞いてもらえます。

また、そのうちの1つでも思い出してもらえたらクラシック音楽も面白いと思ってもらえるかもしれません。

 

演奏会のチラシを見て「バッハ…あ!あのきらびやかな音楽だ」と思ってもらえたら、知らない演奏会でも興味をもってもらえるでしょう。

 

トークでは言いたいことを言うというより、何か1つでも印象に残るように話すと面白く思ってもらえるようです。

 

さて、いかがでしたか。

クラシックを聞き慣れないあなたは

【メロディーが二回繰り返されたあと、3回目に変化が起こる】

だけ覚えてください。

色々困っている貴方は

【練習は守・破・離の3ステップ】

【3つの話題に絞って話す】

と、覚えてください。

 

ね?音楽家は「3」が好きでしょう?

 

 

あ、ちなみに、一番大切なのは【思考を停止しないこと】です。

 

ずっと書きたかった内容ですが、ぼちぼちまとまってきたのでそのうち記事にしようかと思います。

 

 

それでは。また。

6月出演情報

こんにちは。

ずいぶんとご無沙汰してしまいました。

 

佐渡裕さんとのツアーも無事に終わり、立て続けにドラクエコンサートや東京シティ・フィルさんの定期演奏会などなど…立て続けに本番が立て込んでいました。

 

なかなかお知らせできていなかったのですが、今月の出演情報をお知らせします。

 

6/11 100万人のクラシックライブ 東横インホテル 本厚木駅南口

1m-cl.com

 

今回もメインにチャイコフスキーのコンチェルトを演奏します。

 

以前、コンサートの企画から様子をお伝えできたらと書いたのですが、まったく実現できておりません…(;^_^A

 

ですが、演奏会の準備はいい調子でできているので、会場で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

 

それでは、また。

ツアー

こんにちは。

 

只今、佐渡裕ツアーで静岡に来ています。

 

このツアーではチャイコフスキー交響曲第5番がメインなのですが、この曲、実は生まれて初めてスコアを買った曲なのです。

 

当時は買って貰ったスコアを一段一段読みながらCDをかけたりしていました。

そして、「ああ、だから指揮者はこうやって動いているのか!」「ここは自分のパートの前後と繋がっているのか」等、まさに目から鱗なのでした。

 

そういった思い出のある曲をこういった機会で演奏できるなんて、夢にも思っていなかったので何よりも嬉しいですね。

 

さて、そろそろ本番です。

 

今日はどんな演奏になるのか楽しみです。

春の予感

ご無沙汰しております。

しばらく放置してしまいました。

突然生徒が増えたり演奏会が増えたりと、ブログを書く間もなく2月後半からあっという間に3月も終わりになってしまいました。

 

先日は生徒の発表会があり、無事に終えることができました。

一人は今年高校生になるということで、教え始めて7年になると思うと感無量でした。

 

今年は一人ひとり、僕と二重奏を一曲ずつ演奏しましたが、意外と先生も楽しめたので?これから毎年やってみようかと思っています。

 

さて、今日は一足早い花見をしてきました。

まだまだ満開には遠いですが、暖かくなった公園で良い気分転換になりました。

 

4月、5月と忙しい日々が続きますが、頑張れそうです。

まだまだ変わりやすい天気が続きそうですが、皆様も体調に気を付けて、良い春をお過ごし下さい。

 

それでは、また。

 

f:id:okbstr923vn:20170331003035j:plain

4月出演情報

4月の出演情報です。

 

その前に…6/11に本厚木にて、100万人のクラシックライブに出演が決まりました。

これからプログラムを組んでいきます。今回は初の試みで、どのように演奏会のプログラムを組み、進めていくのか様子をお伝えできたらと思っています。

 

それでは本題です。

 

4月…プロオケ エキストラ出演

   佐渡裕指揮 東京シティ・フィル特別演奏会

   青森・秋田・岩手・福島・東京・神奈川・静岡・山梨・長野・岐阜・愛知・埼玉

 

その他

4/1 クローズ演奏会

4/2 クローズ演奏会

 

以上です。

 

前回の更新から大分たってしまいました(;'∀')

またぼちぼち更新していこうかと思います。

 

よろしくお願い致します。

 

それでは。